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 Posted by ミリタリーブログ  at 

KTW フリントロックカービン

去年の秋、KTWからまさかのNO延期で発売されたイギリス製ブラウン・べス小銃。フリントロックピストルが散々延期しただけあって遅れるだろうと思ってましたが、予定通り出てしまったので発売日にそのまま最寄りのショップに行って即購入した代物です。昔他のサイトでもレビューを書きましたが、久々に思い出したのでこちらでもご紹介。




説明書によると銃床はブナ材オイル仕上げの木製ストック、外装品は全金属製との事。

似たような形で手持ちのデニックス製フリントロックライフルはかなり重量があった為、これも結構重量あるのかな…?と思ったら、何と1900gと超軽量。確かに電動のようなモーターやメカボックスもないし、バレルと発射機構以外木製の銃なので1m超のフルサイズライフルながら軽いはず…と思っていたら予想以上の軽量さでした。

個人的には3kg程度の程良い重量感を期待していたので最初はちょっと物足りない感じが。重量が全てという訳ではないですが、矢張り剛性や質感を滲み出す上で重量は重要なファクターである為、もう少々重さが欲しかったかな…という感じです。

ただ、その軽さゆえに長時間構えていても苦にならないのはサバゲーマーにとって長所と取れるかな?
いや、これをサバゲのメインウエポンで使う人が俺以外にいればの話ですが。

続いて外観ですが、言うなれば綺麗なデニックス製…といった感じ。実銃のブラウンべスは見た事も触った事もないので比較対象がデニックスしかないのが申し訳ないのですが、木製ストックの仕上げは中々。

しかしながら、購入後最初に投入したサバゲはインドアだったので、長さがネックになってあちこちガンガンぶつけた為木製ストックのあちこちに傷が誕生。まだ二回くらいしか使ってないですが、何かもうかなり歴戦を潜り抜けた感があります。4万したのに扱い雑すぎだろ俺…

では、気になる内部について。まず初速ですが、凡そ0.6J未満かと思われます(ASGK簡易測定器を使用し測定。二枚目まで貫通、三枚目に凹み)。

同社のウィンチェスターM73が90m前後の初速の為、それ位かなーと予測していたのですが予想以上の初速の低さ。恐らく、基幹部分がフリントロックピストルの流用である為自ずと初速もそれに準じたものになってしまうのでしょう。(銃自体が本来弾倉、ボルト等を持たない細身の銃なので、大掛かりなメカボックスは搭載できないと言うのもあるのでしょうか) 

また、スプリングを強くし過ぎるとコッキングの為ハンマーを起こす動作が非常に辛い事になってしまう為、現状が最適のバランスであるかと思われます。

また遠射能力ですが、低い初速ながら手持ちのウィンチェスター以上の安定性を誇り30m以内では狙えばマンターゲット程度ならほぼ必中という素晴らしい命中率。初速が低いので非常にゆったりした弾道になりますが、それでいて40m程度までは真っすぐ飛んでいきます(やはり初速が低いのか、それ以上になると中々厳しいですね。狙えて無風状態で50m行くか行かないか、といった所です)

集弾性に関しては、元々素直な弾道の上狙いやすいサイトが付いている&フルサイズライフルという事もあり上々。軽いので重さに引っ張られると言う事もありません。KTWにありがちな重量弾を使わないと何故か謎のHOPがかかる仕様なので0.25g弾がお勧めです。

実際にサバゲで使って見た所、1m超の銃身の為、細かな取り回しには多少苦労します。
とは言え単発エアーコッキング式ですし、軽量でスリングをつければ持ちかえも楽な為インドアや接近戦でもなければそこまで苦労はしないかと思われます。

接近戦では、フリントロックピストルに持ちかえて戦いましょう。間違っても、遮蔽物の多いインドア戦で使おうなどと考えないように。あちこちガンガンぶつけて2万4千円の銃床が傷付き、泣きを見ます。

自分の場合、埼玉のデザートストーム川越でたまにこいつを使います。ウィンチェスターより連射しやすいし、命中率も良いのでセミオート戦等では結構重宝します(そう言う時は大体サイドアームがSAAなので、長距離狙える長物は必須ですw)

しかし、こいつを持ったからには一度大英帝国のレッドコートを纏って戦列歩兵をやってみたいというもの。どなたか、一緒に英国てき弾兵のマーチと共に行進してくれる奇特な方はいらっしゃらないもんでしょうか。2~30人位のレッドコートが一斉に行進していけばさぞかし映えると思うんだがなぁ…(その後自動小銃の一斉射撃で即全滅でしょうが…)  


2012年02月28日 Posted by Booby  at 22:00Comments(4)

ハートフォード NMA



我が家のハートフォード製レミントン ニューモデルアーミー。去年の7月頃に買った銃で、我が家で最初のモデルガンとなりました。

実銃は1858年、南北戦争時代に誕生したもので、同時期のコルト社製M1851よりも優れた性能を持ち、高価ながら一部の将校等が購入して使っていたそうです。パーカッション式の銃としてはM1851等と並んで有名な銃で、西部劇でも様々な俳優に使われた銃ですね。

元々西部劇魂で使うモデルガンが欲しくてヤフオクで安く落札した物なんですが、初期のハートフォード製品だった事もありグリップが安っぽいプラ製でどーにもそこら辺が気に入りませんでした。木製に変えようにもほぼ絶版で中々手に入らず、今回たまたま中古品を安く見つけたので即購入してきました。

パーカッション式は装填が面倒と良く言われていますが、この銃も例外なく面倒です。近年のような金属薬莢式と違い、実銃の場合まずシリンダーに火薬と弾を込め、後部に着火用ニップルを付けてようやく一発撃てるようになります。モデルガンでもこの着火用ニップルの取り外しが面倒で、素手ではまず取れません。再利用する上無くしやすい小さなパーツなので、戦闘中はまず再装填は無理でしょう。ペイルライダーのイーストウッドの如く予備シリンダーをガンベルトに装備しておけば別ですが、そう何丁分ものシリンダーを持っている訳もありません。

という訳で、この銃も6発撃ったらそれっきり。ホルスターに収めて暇な時間に再装填するしかありません。まぁ弾の出る銃でもないし、西部劇魂やリボルバー666、ウエスタンカーニバルなどのモデルガンOKなイベントでしか使わないのでそれでも問題ないと言えば問題ないですが。

このほか、我が家にはCAW製M1851Navy、ダブルバレルショットガン等二挺のモデルガンがあります。これらも、機会があれば紹介したいと思います。

  


2012年02月28日 Posted by Booby  at 19:32Comments(0)