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ルガーP08 タナカ製
アメリカ製を紹介したら、次はドイツ製。と言う事で、ルガーP08です。
こちらは主にWW1で使われていたモデルで、タナカ社が昔出していたモデルになります。友人が5~6年前に購入したもので、マガジンがガス漏れして使いものにならないからという事で安く譲ってもらった品です。
銃の上部についている尺取り虫のような機関部が何とも言えない感じ。構造が複雑で故障しやすかったとのことですが、見た目や芸術品のような機構からWW2では米兵達のお土産に人気があったようです。BoBでも、ルガーを欲しがる兵士の姿が随所に描かれていましたね。
射撃の際の可動部分。一応、安全装置をかければ作動しない様にはなるんですが、細長いもので強く押してやれば引き金を引かなくても弾が発射されてしまいます。安全装置自体も結構外れやすく、ポケットに入れてたらいつのまにか外れてて暴発・・・なんて事もありそうですね。(ドラマBoBでも、フーブラーがポケット内でルガーを暴発させて死亡していました)
肝心の性能ですが、スライドストップがかかりにくく弾切れ状態でも撃ててしまう事があります。またホップ機構に初期のマグナを採用しており、一定以下だと地面に落下し一定以上かけると横に曲がりながらツイストアタックを仕掛ける・・・と中々使いづらい性能。まぁ戦時中の米兵もコレクションやお土産として使用してたし、こいつはおそらく実戦ではほぼ使わずポケットやホルスターの飾り、小ネタ要員として活躍してくれるでしょう。